章 05
収入・食料・資金繰り
人口と産業を育てながら、毎時間の暮らしを支える。
収入と支出の基本
主な収入は住民税、工場・観光の売上、余剰資源の売却です。支出は生活・行政費、施設の固定費と変動費、輸入、開発や災害対応です。Gはゲーム内の資金単位です。
| 毎ターンの項目 | 計算方法 |
|---|---|
| 基礎住民税 | 当期人口×0.01G |
| 就業住民税 | 実働人数相当×0.02G |
| 生活・行政費 | 5G+当期人口×0.008G |
たとえば人口2,000人なら基礎住民税は20G、生活・行政費は21Gです。実働人数が1,000人相当なら就業住民税が20G加わります。これとは別に産業の売上と施設費用が発生します。人口だけを増やすより、雇用と食料も一緒に育てることが大切です。
労働力と維持費
基本の労働可能人口は人口の50%です。食料不足や未払いの影響で翌ターンの労働力が減り、避難するターンはさらに5%減ります。「方針」の優先配分に従って、限られた人員を各産業へ割り当てます。
| レベル1の産業 | 固定費/ターン | 最大稼働時の変動費/ターン |
|---|---|---|
| 農場・漁港 | それぞれ2G | それぞれ3G |
| 採掘場 | 3G | 6G |
| 工場 | 8G | 20G |
| 観光施設 | 4G | 10G |
固定費は人手不足や損傷があってもかかります。変動費は実際の稼働に応じます。工場の100Gは売上であり、資材20、固定費8G、変動費最大20Gや、島全体の生活費などを差し引く前の金額です。
観光は、人口と環境による来訪需要、港などの交通容量、観光施設の受入能力に制限されます。島全体の需要を施設同士で分けるので、建てるたびに同じ人数の観光客が追加されるわけではありません。
食料と人口を無理なく増やす
住民1人は1ターンに食料0.02を消費します。人口2,000人なら40、3,000人なら60です。初期方針の12ターン分の備蓄目標は、人口2,000人では480に相当します。人口が増えると必要量も増えます。
食料不足は幸福度と人口を下げ、次ターンの労働力にも影響します。農場と漁港の生産、自動購入、余剰売却の設定をあわせて確認しましょう。干ばつは農場を弱めますが、漁港はその影響を受けません。
自然増には、食料不足と未払いがなく、幸福度55以上、就業率40%以上、住宅に空きがあることが必要です。就業率は実働人数相当を人口の50%で割った割合です。移住希望が来ても、受け入れ条件と住宅の空きが上限になります。人口100人未満では再出発できるよう就業条件が緩和されますが、住宅・暮らし・財政の条件は残ります。
森林や公園は環境と幸福度を支え、工場や採掘場の操業は環境に負担をかけます。環境と幸福度は少しずつ変化するため、施設を一つ建てただけですぐに最大になるものではありません。
売買・取引容量・保管容量
| 資源 | 通常の購入価格 | 通常の売却価格 |
|---|---|---|
| 食料1 | 1.2G | 0.6G |
| 資材1 | 3G | 2G |
価格はイベントで変動します。売買の予約は実行時の価格を使います。補助行動の「売買」で資源、購入・売却、数量を指定できます。手動の売買は指定数量をまとめて実行するため、資金・在庫・取引容量が足りなければ失敗します。自動売買は可能な量まで調整して実行します。
基本の取引容量は1ターン80で、交易港の実効レベル1につき100加わります。購入と売却、食料と資材、手動と自動のすべてで共有します。初期の無傷で稼働中の交易港1つなら合計180です。100を購入したら、そのターンの残りは80になります。
自動購入は食料の備蓄、工場の原料、資材の備蓄や当期の適格な建設に必要な量を目指します。自動売却は備蓄、次の工場原料、次ターンの予約開発に必要な資材などを残して余剰を売ります。同じターンに買った分を、そのまま自動で売り戻すことはありません。
保管容量は食料・資材それぞれ基本2,000で、倉庫の実効レベル1につき800増えます。超過分は一度に消えず、毎ターン、食料は超過分の5%、資材は超過分の1%を失います。
残高があっても、建てられないとき
通常の開発には、支払いができるだけでなく、未払いがなく、設定した現金・食料・資材の備蓄を守れることも必要です。資材を使わない整地・伐採は、資材備蓄だけが不足していても実行できます。修復・避難・応急対応は、実際に必要な資金と資材があれば備蓄を使って行えます。
運営費を払い切れないと「未払い」が残ります。資金残高をマイナスにして自動借入する仕組みはありません。未払いがあると通常の開発が止まり、次ターンの労働力上限が80%になり、暮らしにも影響します。後の収入で返済しながら運営を立て直します。
「営業収支」は未払いの増減も考慮します。「資金の増減」には建設、資金繰り、災害対応なども含まれるため、両者は一致しないことがあります。残高が減っていないだけで、採算が取れているとは限りません。
- 「記録」で不足の理由を確認し、「収支」で最低資金・未払い・実働人数を見ます。
- 急がない開発の予約を後ろに移し、「資金繰り」を予約します。主要行動1回で20Gを得られ、通常の運営も続きます。
- 原料や人員が足りず利益を出せない施設は、「方針」で休止を検討します。休止中も固定費の20%が必要です。
- 不要な施設の撤去は、未払い・資金不足・備蓄不足でも実行できます。維持費が減るのは次ターンからです。住宅や食料生産を減らしすぎないようにします。
- 将来の営業収支と未払いの解消を予測で確かめてから、開発を再開します。
